SLCトランスポーター
溶質輸送体(Solute Carrier; SLC)トランスポーターは、生体膜を介して多様な溶質を運ぶヒト最大級の膜タンパク質群で、これまでに400種類以上が報告されております。

がん・自己免疫疾患、代謝性疾患、神経変性疾患など幅広い領域で治療標的として提案される一方、米国FDA承認薬の標的遺伝子に占めるSLCトランスポーターは依然5%未満と未開拓領域が大きく、創薬ターゲットとして高い拡大余地があります。
当社創業者である遠藤仁(現杏林大学名誉教授)はトランスポーター研究の第一人者として12種類の新規トランスポーターを発見し特許化しました。
当社は創業者が発見したSLCトランスポーターの一つであるL型アミノ酸トランスポーター1(LAT1)に注力し、その活性を抑制するLAT1阻害剤を開発しております。